Works
「緑の亡霊が潜む」をインテリアに落とし込む
北新地にオープンしたエクゼクティブ・ミックスバー「ラ・ファントム・ド・ヴェール(緑色の亡霊)」様。
オーナーよりコンセプトの詳細をお伺いし、それらをカタチにさせて頂きました。
弊社が担当したのは、2部屋のアクセントクロス、椅子やソファの貼り替え、テーブル天板のシートなど、内装のアクセントとなる部分にコンセプトを反映したグラフィックのデザインから制作までとなります。
クライアントの為に制作したカモフラージュ柄は、壁紙だけではなく全体の統一性をもたせる為にクッションにも使っております。
ソファの貼替えは、光沢のある深い黒のベルベットにテーマカラーのビビットなグリーンを細いパイピングで効かせました。
個室のクラシックな壁紙は、壁一面がフランス革命のストーリーとなっています。店名にもなっている「緑の亡霊」がそれぞれのシーンに潜んでおり、照明や鏡の写り込みを通して見えたり隠れたり….
お客様が「ラ・ファントム・ド・ヴェール」の世界観に入り込めるよう、私たちは内装のアクセントを担当致しました。
お店で働く方々がキャストとなることでエンタテーメントとなっていく様子が楽しみです。
ありがとうございました!
- クライアント名
- ラ・ファントム・ド・ヴェール
- 施行月
- 2021年10月
特別なギフト!ダマスク柄のファブリックパネル
K様からご依頼頂いたファブリックパネルは、お母様へのプレゼント。
何と素敵なお心遣いなのでしょうか?!
K様は生地が大好きで長年弊社に様々なアイテムをオーダー頂いております。もちろん生地の事をよくご存知です。
そんなK様のファブリックパネルの仕様もお見事でございます。生地は、弊社オリジナルの輸入生地でスモーキーなパープル、立体感のあるダマスク柄をメインで使っております。中綿、縁取り、鋲、グログランテープの色の合わせ方などなど、オーダーならではの拘りとなります。
K様、いつもありがとうございます!お母様に喜んで頂ける事を願っております。
- クライアント名
- K様邸
- 施行月
- 2021年10月
- サイズ
- W700 H600mm
インテリアの方向性を決める!オットマンの貼り替え
T様から「20年ほど前に購入して暫く眠っていたオットマンを貼り替えたい!」とのご相談がありました。
甘い印象のあるリビングルームの壁紙リフォームをさせて頂いたのが1年程前。それまでは白とピンク、ベージュがメインでしたが、シノワズリの壁紙をグレーベースに、モールディングや扉も白からグレーに塗り替えました。
写真には写っていませんが、T様のTVボードはピンクでして、ご本人もそれを気に入っている訳ではないのですが変える訳にもいかず….
とお悩みでした。年を重ねていくと趣味も変わるのは自然な流れです。全てを処分して新しいものに買い換えれば早いのですが、思い入れがあったり、チャンスが無かったりと同じお悩みの方は多いかと思います。
沢山の生地を見て頂きましたが、最終的にT様が選ばれたのは Osbone and Little(オズボーンアンドリトル)の幾何学の生地。
とにかく色の組み合わせが洗練されており、多色使いなのに落ち着きがあります。ピンクの家具が入っているけど甘い印象に引っ張られたくないT様のリビングにぴったりでした。
余った生地でクッションをカスタムサイズで制作させて頂き、それをソファに置くことで統一性を持たせることができます。
今後長い時間を掛けてT様のインテリアが変わっていく様子を側で一緒に見ることができることが幸せです。
- クライアント名
- T様邸
- 施行月
- 2021年9月
真珠のストーリーを伝えるウォールデコ
BAY COLLECTION(ベイコレクション)様は、パール専門店としてオリジナルデザインのパールジュエリーをポップアップ主体で販売されていました。今回初の常設店として神戸阪急6階のコーナーに店舗を構えることになり、弊社に壁面デザインをご依頼頂きました。
店舗の構造上、壁紙ではなくオリジナルプリント生地をパネルに取り付ける事で既存の構造を活かしながら施工。
オーナーでありデザイナーの入江恭子さんと相談を重ねながら大変興味深いお話をお聞かせ頂きました。
エリザベス1世がパールを愛して止まなかった事、NY5番街のカルティエがパール界ではアイコン的な存在である事、そして古くはインドのマハラジャを始め男性が権力の象徴としてパールを身に付けていた事…
私たちがその話を聞いてとても面白かったので、店舗にてお客様との会話のきっかけになればと思い、入江さんとご相談しながらモチーフを選ばせて頂きました。オンラインショッピングが当たり前になった今日この頃、予期せぬ会話をしながらお買い物する体験は唯一無二となることを願いながら制作しております。
ぜひ皆様も神戸にいらした際は一度足をお運び下さいませ。
BAY COLLECTION
〒651-8511 兵庫県神戸市中央区小野柄通8丁目1−8 神戸阪急6階
HP:bay-collection.com
インスタグラム:@baycollection_kobe
- クライアント名
- ベイコレクション 神戸阪急店
- 施行月
- 2021年9月
非日常を演出するご自宅サロン
元々ベッドルームだった6畳のお部屋をご自宅サロン用スペースとして、壁紙プチリフォームをされたA様。
真っ白な壁紙のお部屋でしたが、マッサージやお顔のエステサロン用のお部屋としてお客様にリラックスして欲しいとのご希望がありました。
弊社のショールームで沢山の壁紙をご覧頂きましたが、気に入って頂いたのがベルギーのKhroma(クロマ)の蓮柄の美しいデザイン。最初は「派手すぎるかな?」「部屋が暗くならないかな?」と心配されておりましたが、実際にお部屋に貼った時のイメージをお見せした瞬間にブラックを選ばれました。
アクセント面として一面を蓮柄、ベース面として同じコレクションの字模様の壁紙を選んで頂きました。ベースクロスにはグリーンとゴールドが入っており、シンプルながらも奥深い色味が魅力でした。質感の良さも相まり、大変落ち着く癒しのスペースに生まれ変わりました。
現在フローリングの床に、カーペットをお探し中でございます。
A様、いつもありがとうございます!
【A様邸のプチリフォーム情報】
●リビングと隣接するベッドルームの空間づくり 施工例→コチラ
- クライアント名
- A様邸
- 施行月
- 2020年12月
リビングと隣接するベッドルームの空間づくり
個々のライフスタイルに合わせて、昔の間取りをリフォームしながら快適な空間づくりをされる方は増えています。
半年〜1年程前に築25年の2LDKのマンションをリフォームされたA様。LDK+和室を一つにし、以前ベッドルームだったスペースはご自宅サロン用に使われるとの事でした。その為LDKと同じ空間にベッドを入れることになりました。
6畳のお部屋はサロンになるので、お客様が定期的にご来店され、時にはLDKでおもてなしされるとの事。その際にベッドが見えると生活感が出てしまうので、(1)目隠しをしたい (2)ベッドルーム感を無くしたいとのご要望でした。
ベッドルームの空間(元々押入れだった場所)にアクセントクロス、弊社の生地パーティションをご採用頂きました。ベッドを隠そうとすると無理矢理感が出てしまうので、さり気なく見える壁紙により空間自体をアップグレードし、隠したい場所には、お気に入りの生地を使ってパーティションを使います。圧迫感が出ない程度に空間を区切り、生地や壁紙によりインテリアがアップデートされました。
壁紙はベルギーのKhroma(クロマ)のモダンな蓮のデザイン、パーティションはイギリスのJane Churchill(ジェーンチャーチル)のシノワズリ刺繍の組み合わせ。
【A様邸のプチリフォーム情報】
●非日常を演出するご自宅サロン 施工例→コチラ
- クライアント名
- A様邸
- 施行月
- 2020年12月
「癒し」を生み出すベッドルーム!天然繊維のカーテン
T様邸のベッドルームのカーテンは、創業179年イタリアのファミリー企業 Busatti社(ブサッティ)の生地でつくらせて頂きました。天然繊維の生地しか使わないブサッティ社の生地は、糸がとにかく太い!天然繊維でありながら耐久性に優れており、今も昔も世界中のセレブに愛されています。
こちらのリネンコットンの重みのある生地は、カーテンになると美しいドレープ感が生まれます。
注文住宅で間取りや内装材に拘りお家づくりをされたT様。明るく開放的なリビングルームとは対象に、ベッドルームはリラックスできる様ダークブラウンの壁紙。その壁紙に合わせベージュの生地を選ばれました。
濃淡のリバーシブルになっているので、裏側の濃い方のベージュがチラリと見える事で表情豊かなカーテンに仕上がりました。上部はヒダを取らずに敢えてフラットに仕上げ、長めにつくることでボリューム感とこの生地の持つ柔らかさを出しております。そして、周りは黒い生地を細く巻く事により引き締め効果を持たせています。奥に見える小さな腰窓はシェードカーテンでスッキリとまとめました。
T様にも大変喜んで頂きました。ありがとうございました!
- クライアント名
- T様邸
- 施行月
- 2020年12月
シンプルなお部屋にカラフル生地でコーディネート!
T様邸のリビングルームのカーテン、ダイニングチェアの貼り替えをさせて頂きました。
3人の元気な子ども達が走り回る開放的なお家。先ずはリビングルームのカーテンからご紹介です。
デザイナーとしてだけではなく、伝統工芸の研究者や本の著者としての顔を持つ Jack Lennor Laesen(ジャック・レノア・ラーセン)が立ち上げた、1950年代にアメリカで生まれたブランド LARSEN(ラーセン)。ギニアの都市Malabo(マラボ)と名付けられた生地は、アフリカを彷彿させる土っぽいデザインが特徴的で、天然繊維に施された美しい刺繍生地はため息が出るほど美しい。
T様邸の新築は太陽光が入り自然素材がふんだんに使われているシンプルなインテリア。所々に遊び心のあるタイル等が散りばめられています。庭を臨む大きな窓にこのカーテンが入る事でグッとインテリアに華やかさが生まれました。リビングルームから繋がるダイニングルームの椅子は座面の貼り替えをさせて頂きました。カラフルな色味のカーテンから繋げていく様に、弊社得意のパッチワーク仕様!
エレガントさとナチュラルさが融合するリビングの大きな照明、階段吹き抜けの3連ペンダント照明も弊社にてご準備させて頂きました!
シンプルなインテリアにファブリックで色彩豊かに仕上げていくことで、ゆっくりと住む人の個性が滲み出る様子を見せて頂きました。
T様、いつもありがとうございます!この先も末長いお付き合いをよろしくお願い致します。
●T様邸のベッドルーム「癒し」を生み出すベッドルーム!天然繊維のカーテン」→コチラ