Works
2種類の生地を使った・アンティークチェアの椅子貼り替え
O様からご依頼頂いたラウンジチェアの椅子貼り替えのご紹介です。
アンティークショップで椅子をご購入されたが生地を変えたい!とのご相談がございました。どうせ貼り替えるなら無地ではなく柄物を取り入れたいとの事で、弊社で色んな生地サンプルをご覧頂きました。
弊社のショールームで同じ生地で貼った椅子を気に入って頂き、生地が決まりました。
全面同じ生地で貼るのも良いのですが、今回は座面・背面を貼り分けし、座面には深い赤色を表現できる弊社オリジナルのベルベットをセレクトして頂きました。同じ生地でダブルパイピングを施しております。
とにかくビフォアアフターの変化が驚きのこちらのお椅子は、弊社での作業中にご来店されるお客様が見ると
「素敵〜!」と大人気でした。
O様、ありがとうございました。
使用生地
背面生地→Clarke and Clarke(クラークアンドクラーク) CASPIAN(カスピアン)
座面生地→弊社オリジナルベルベット
- クライアント名
- O様邸
- 施行月
- 2021年9月
「緑の亡霊が潜む」をインテリアに落とし込む
北新地にオープンしたエクゼクティブ・ミックスバー「ラ・ファントム・ド・ヴェール(緑色の亡霊)」様。
オーナーよりコンセプトの詳細をお伺いし、それらをカタチにさせて頂きました。
弊社が担当したのは、2部屋のアクセントクロス、椅子やソファの貼り替え、テーブル天板のシートなど、内装のアクセントとなる部分にコンセプトを反映したグラフィックのデザインから制作までとなります。
クライアントの為に制作したカモフラージュ柄は、壁紙だけではなく全体の統一性をもたせる為にクッションにも使っております。
ソファの貼替えは、光沢のある深い黒のベルベットにテーマカラーのビビットなグリーンを細いパイピングで効かせました。
個室のクラシックな壁紙は、壁一面がフランス革命のストーリーとなっています。店名にもなっている「緑の亡霊」がそれぞれのシーンに潜んでおり、照明や鏡の写り込みを通して見えたり隠れたり….
お客様が「ラ・ファントム・ド・ヴェール」の世界観に入り込めるよう、私たちは内装のアクセントを担当致しました。
お店で働く方々がキャストとなることでエンタテーメントとなっていく様子が楽しみです。
ありがとうございました!
- クライアント名
- ラ・ファントム・ド・ヴェール
- 施行月
- 2021年10月
インテリアの方向性を決める!オットマンの貼り替え
T様から「20年ほど前に購入して暫く眠っていたオットマンを貼り替えたい!」とのご相談がありました。
甘い印象のあるリビングルームの壁紙リフォームをさせて頂いたのが1年程前。それまでは白とピンク、ベージュがメインでしたが、シノワズリの壁紙をグレーベースに、モールディングや扉も白からグレーに塗り替えました。
写真には写っていませんが、T様のTVボードはピンクでして、ご本人もそれを気に入っている訳ではないのですが変える訳にもいかず….
とお悩みでした。年を重ねていくと趣味も変わるのは自然な流れです。全てを処分して新しいものに買い換えれば早いのですが、思い入れがあったり、チャンスが無かったりと同じお悩みの方は多いかと思います。
沢山の生地を見て頂きましたが、最終的にT様が選ばれたのは Osbone and Little(オズボーンアンドリトル)の幾何学の生地。
とにかく色の組み合わせが洗練されており、多色使いなのに落ち着きがあります。ピンクの家具が入っているけど甘い印象に引っ張られたくないT様のリビングにぴったりでした。
余った生地でクッションをカスタムサイズで制作させて頂き、それをソファに置くことで統一性を持たせることができます。
今後長い時間を掛けてT様のインテリアが変わっていく様子を側で一緒に見ることができることが幸せです。
- クライアント名
- T様邸
- 施行月
- 2021年9月
「癒し」を生み出すベッドルーム!天然繊維のカーテン
T様邸のベッドルームのカーテンは、創業179年イタリアのファミリー企業 Busatti社(ブサッティ)の生地でつくらせて頂きました。天然繊維の生地しか使わないブサッティ社の生地は、糸がとにかく太い!天然繊維でありながら耐久性に優れており、今も昔も世界中のセレブに愛されています。
こちらのリネンコットンの重みのある生地は、カーテンになると美しいドレープ感が生まれます。
注文住宅で間取りや内装材に拘りお家づくりをされたT様。明るく開放的なリビングルームとは対象に、ベッドルームはリラックスできる様ダークブラウンの壁紙。その壁紙に合わせベージュの生地を選ばれました。
濃淡のリバーシブルになっているので、裏側の濃い方のベージュがチラリと見える事で表情豊かなカーテンに仕上がりました。上部はヒダを取らずに敢えてフラットに仕上げ、長めにつくることでボリューム感とこの生地の持つ柔らかさを出しております。そして、周りは黒い生地を細く巻く事により引き締め効果を持たせています。奥に見える小さな腰窓はシェードカーテンでスッキリとまとめました。
T様にも大変喜んで頂きました。ありがとうございました!
- クライアント名
- T様邸
- 施行月
- 2020年12月
シンプルなお部屋にカラフル生地でコーディネート!
T様邸のリビングルームのカーテン、ダイニングチェアの貼り替えをさせて頂きました。
3人の元気な子ども達が走り回る開放的なお家。先ずはリビングルームのカーテンからご紹介です。
デザイナーとしてだけではなく、伝統工芸の研究者や本の著者としての顔を持つ Jack Lennor Laesen(ジャック・レノア・ラーセン)が立ち上げた、1950年代にアメリカで生まれたブランド LARSEN(ラーセン)。ギニアの都市Malabo(マラボ)と名付けられた生地は、アフリカを彷彿させる土っぽいデザインが特徴的で、天然繊維に施された美しい刺繍生地はため息が出るほど美しい。
T様邸の新築は太陽光が入り自然素材がふんだんに使われているシンプルなインテリア。所々に遊び心のあるタイル等が散りばめられています。庭を臨む大きな窓にこのカーテンが入る事でグッとインテリアに華やかさが生まれました。リビングルームから繋がるダイニングルームの椅子は座面の貼り替えをさせて頂きました。カラフルな色味のカーテンから繋げていく様に、弊社得意のパッチワーク仕様!
エレガントさとナチュラルさが融合するリビングの大きな照明、階段吹き抜けの3連ペンダント照明も弊社にてご準備させて頂きました!
シンプルなインテリアにファブリックで色彩豊かに仕上げていくことで、ゆっくりと住む人の個性が滲み出る様子を見せて頂きました。
T様、いつもありがとうございます!この先も末長いお付き合いをよろしくお願い致します。
●T様邸のベッドルーム「癒し」を生み出すベッドルーム!天然繊維のカーテン」→コチラ
凸凹壁面がアクセント?!な店舗デザイン
2021年3月に西宮阪急にオープンされたインポートシューズのセレクトショップ「Terrace(テラス)」様。
広い店舗の正面には非常扉があり凸凹の壁面で、どうしてもその非常扉が目立ってしまう難しい店舗でした。その壁面を効果的に見せる為に立体的なデザインクロスを使い、奥行きを出しました。
靴を美しく見せる為、床は白とのご希望があり、白と黒のコントラストの強い内装材を選定しております。
白・黒は一見単純な色味に見えますが、色味や質感により印象が変わり意外と難しいんです。
カルテルのフロアランプやラグ状に配置した床材ボロン(タイタニウム)そして店舗のアイコン的な存在である円形スツールで、デコレーションをしております。
お客様はこの程よい緊張感のある空間で美しい靴や洋服を見ながら会話を楽しんで頂く。内装はあくまで靴や洋服を引き立て役です。お店の世界観を直感的に感じて頂けるようデザインさせて頂きました。
お近くにお立ち寄りの際は西宮阪急1階にございますので、ぜひ遊びに行ってみて下さいね。
Terrace 西宮阪急店
●インスタグラム→@terrace ●ホームページ→www.terrace-japan.com
「グレー&パープル」パリのアトリエの様なインテリア
東京のアーティフィシャルフラワーのサロン「アトリエ フレジエ」様のご自宅兼アトリエ。
新築マンションですが、天井高が2600mmあるので「ここは日本?」と言う感覚に陥ります。
拘って選んだ壁に塗られたペンキは、FARROW & BALL(イギリス)の絶妙な色合いのパープル。
天井面以外はパープルとグレーに統一されたインテリアの主役は、もちろんグリーン達。それらを引き立てるインテリアを意識されており、弊社で制作させて頂いた椅子カバーやオットマン、アンティークチェアは全てグレー x パープルのベルベット生地を選ばれました。
ご自身で制作されたファブリックパネルもコンソール上の壁に掛かっており、本当に温かみを感じるお家でした。
生徒さんはレッスンの後も心地の良い空間から抜け出せないのだろうな(笑)と想像できます。
F様は大のクッション好き!ソファの上を見てみると10個くらいクッションがありました 笑(弊社のクッションが半分くらい)
最近新たに仲間入りしたソファ上の真っ赤なクッションもアクセントになっています。
今後もアップデートが続いていきますので乞うご期待です。
アトリエ・フレジエ
アーティフィシャルフラワーのレッスンをはじめ、インテリアに於けるグリーンの取り入れ方や、ファブリックを使ったオリジナリティ溢れるアイテムを提案。東京のご自宅兼サロンで少人数のレッスンを開催中。オーダー制作も可能。
インスタグラム @fraisier.style
- クライアント名
- アトリエ・フレジエ様
- 施行月
- 2020年5月〜10月
赤をアクセントにしてまとめるインテリア
ここ数年ずっとリサブレアにご来店頂いては、クッションやアートパネル等を取り入れて頂いて頂いたF様。
今回はカーテンと椅子貼りの生地をご提案。
築25年のとっても素敵なマンションで「リフォームを見据えて少しずつ手を入れていきたい!」と言うお話でしたので、今後進むべきインテリアの方向性をヒアリング。
インテリア好きのF様、家具自体はオーク系、白いカーテンとソファ、ナチュラル感のあるインテリアです。
好みを聞いているとナチュラル系ではなく、どちらかと言うとエレガントな方向性だった事、レッド〜パープルがお好きな事などをお聞きしていたので、レースカーテンはVilla Nova(ビラノバ)の複雑なテクスチャのあるカラーレース(撮影時は日中だったのでドットが見えませんが…)、そしてお持ちの一人掛けチェアには、アクセントとしてOsbone&Little(オズボーンアンドリトル)のジオメトリック柄の生地をご提案させて頂きました。
撮影時には、オットマンをテーブルにする事など、ご自身では中々気付かないちょっとしたインテリアのコツをお伝えし、見事に空気感が変わりF様にも喜んで頂きました。ありがとうございました!
- クライアント名
- F様邸
- 施行月
- 2021年1月