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悩みに悩んだ築30年のインテリア・プチリフォーム
神戸市のW様邸のインテリアのプチリフォーム。構造は触らずに、壁紙・カーテン・照明・一部家具を変えていくと言う計画でした。
W様はお嬢様もお家を出られ、ご夫婦2人暮らしを楽しまれております。ご結婚当初に建てた一軒家の外壁補修がきっかけとなり、リビングや玄関の壁紙やカーテンをご検討されていました。
地元の工務店さんにご相談されていたそうですが、壁紙を選ぼうにも種類が少なく、何と言っても自分で全て決めないといけないことにストレスを感じておられました。インスタやYouTubeで色々と見ていましたが、弊社にご来店された時は「何が自分に合うのか分からない….」と仰ってました。
この時代の一軒家によくある木製の腰壁の印象が強かったので、グレーの毛並みのような壁紙でマット感を出しながら色をワントーン落とすことをお勧めし、それに合わせて腰窓にローマンシェードをご提案しました。壁紙が決まってからは全てがスムーズに進んでいきました。
●壁紙→ELITIS (フランス) ●レースカーテン→Christian Fischebacher(スイス)※施工は地元工務店様
「インテリアが変わってからお友達を自宅に呼ぶ機会が増えました!」
と言うお言葉が一番嬉しく、心に焼き付いております。
W様、ありがとうございました。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
- クライアント名
- W様邸
- 施行月
- 2023年5月
ピンクのグラデーションがリンクするバレエショップ
大阪を拠点にするバレエスタジオ&ショップのシェリ様。レオタードやシューズをセレクトショップの南青山店の内装を納品させて頂きました。
代表である春田琴江さんのご自宅の椅子やスツールの貼り替えをさせて頂いたのは数年前。
ゲストがとても喜んでくれるとの事で、お店も同じくバレリーナ・バレリーノの方々が目を輝かすようなオリジナリティ溢れる内装をご希望されていました。
シェリバレエショップはピンクでいきます!というご希望がございました。最初に取り掛かったのは丸い大きなスツールたち。3色4種類のピンク系のベルベット生地を使い、サイズも3種類で合計5個のスツールを制作。店内に置かれる家具はスツールとレ ジ台含む什器のみでした。サイズや色の違うスツールを置き、店内にリズム感を与えてきました。そして、店舗の顔となる様な大きな照明。春田さんがずっと探していましたが中々見付からず「リサブレアさんで照明もつくれますか?」から始まり、1直径1.5Mの照明をデザイン→制作させて頂きました。構造から取り付けまでの工程は大変でしたが(笑)
アーティフィシャルフラワーとバレエ衣装で使われるチュチュを組み合わせた、まるでドレスの様な照明。
それらとリンクするような様々な質感のピンク生地たち。同じ色を使うと統一感が出すぎ、ピンクを使いすぎるとフェミニンな印象に寄りすぎる…
全体のバランスを考え空間をデザインさせて頂きました。
春田様、シェリの皆様、ありがとうございました!
シェリ南青山店
〒107-0062 東京都港区南青山3-14-10 シプレ南青山3F・営業時間 11:30〜19:00(定休日 水・日)※完全予約制
Instagram @cherie_minamiaoyama
- クライアント名
- シェリ南青山店
- 施行月
- 2022年7月
カーテンリメイクでベッドルームが大変身!
リビングダイニングの家具や鏡などをお任せ頂いたN様より「ベッドルームが気に入っていないのだがどうしたらいいか分からない!」というご相談から始まりました。
このお部屋の1番のお困りポイントは、微妙な位置にあった小窓でした。
そこで空間を綺麗に見せるため、思い切って小窓を完全に隠す&ベッド位置を変えてベッドヘッド風に見せるタペストリーを作りました。
実は、使っているパープルの生地はすべて元々このお部屋にかかっていたドレープカーテンでした。ほとんど閉めないとのことでしたので、両端だけの飾りカーテンに作り替え、大胆カット。切った生地をベッドヘッド、クッション、ベッドカバーのパイピングへと余すことなく使い、パープルでお部屋全体を統一しました、
カーテンはレースを黄土色のリネンライクな生地でお作りし、合わせてドレープにもイエローのバンディングでアクセントに。ベッドカバー&クッションはイタリア・Busatti(ブサッティ )の綿麻生地でお作りし、ラグはスイスのフィスバ(クリスチャン・フィッシュバッハ)のパープル・イエローの入ったボタニカル柄を入れることで全体がナチュラルな温かみに包まれるお部屋になりました。
N様、ありがとうございました!
- クライアント名
- N様邸
- 施行月
- 2022年1月
隠れ家的なアトリエスペース
芦屋の人気のバルーン専門店 Balloon Balloon様。
2階の改装に伴い弊社にてインテリアアドバイスをさせて頂きました。1Fの路面店はバルーンが並ぶワクワクするお店、2Fは今後アトリエやイベントで使われるそうです。
アンティークの家具、照明、ニッチ空間にベンチシートなど置くものを少し拘る事で生まれる空間は心地いいものです。築年数の経った建物である梁をそのまま残すリノベーション工事は弊社も常々お世話になっている河原工房様のお仕事です!フローリング材や窓の形状など細かい箇所への気配りはさすがです。
オーナーである多賀様ご夫婦はインテリア好きなので、弊社がおすすめしたアンティークショップへ自ら出向き家具を購入されたそうです。また、弊社がアメリカから輸入した照明器具が空間のアクセントとなり、ナチュラルな空間に少しエッジを加えたオリジナルな空間が完成しました。
ベンチシートは完成後に職人さんによるDIYで制作。レンガを積んで脚をつくり、その上にカットしたベニヤ板を敷き、弊社のシートクッションを置いて完成!この空間が醸し出す温かみは、関わる方の「愛」なのかもしれないですね。
多賀様、ありがとうございました!またイベントでお伺いできることを心待ちにしております。
Balloon Balloon
〒659-0091 芦屋市東山町2-4 TEL. 0797-38-3748
公式HP→balloon-balloons.net
公式インスタグラム→@balloonballoon81
株式会社 河原工房
〒569-1142 大阪府高槻市宮田町2-1-29サンワビル102号
公式HP→www.omoiokatachini.jp
公式インスタグラム→@kawahara_kobo
- クライアント名
- Balloon Balloon様
- 施行月
- 2021年12月
廊下の一番先の空間づくり
H様邸から「玄関をリフォームしたい!」とご相談を頂いたのは半年ほど前のことでした。
扉を開くと長い廊下の正面に見える大きな窓。その奥にはとっても素敵なお庭が広がっていると言う贅沢な空間です。
H様が気に入られた生地はイギリスの伝統的な生地ブランド Colefax and Fowler(コルファックス・アンド・ファウラー)柔らかいヘリンボーンの麻生地に刺繍が施してある溜め息が出るほど美しい生地。
フリンジ付きのボックスバルーンシェードに仕立てて、ベンチにはお揃いのクッションを制作。ベンチシートの土台は弊社にて簡易図面をお渡しし、H様おかかえの大工さんに制作して頂きました。モールディングのバランス等に少し苦労されておりましが(笑)塗装もして頂き、お客様は大満足!
廊下の先の何もなかった空間にベンチシートが入ることで、何とも温かい空間に生まれ変わることになりました。ご自宅でネイルサロンをされているH様邸にゲストが来て、ベンチに腰掛けながらお茶とお庭を楽しまれている様子を想像してしまいます。
まだまだリフォームプロジェクトは進行中ですが、先ずは年末に完成したエントランス空間をご紹介させて頂きました。H様ありがとうございました!
- クライアント名
- H様邸
- 施行月
- 2021年月
- サイズ
- W1700mm
「緑の亡霊が潜む」をインテリアに落とし込む
北新地にオープンしたエクゼクティブ・ミックスバー「ラ・ファントム・ド・ヴェール(緑色の亡霊)」様。
オーナーよりコンセプトの詳細をお伺いし、それらをカタチにさせて頂きました。
弊社が担当したのは、2部屋のアクセントクロス、椅子やソファの貼り替え、テーブル天板のシートなど、内装のアクセントとなる部分にコンセプトを反映したグラフィックのデザインから制作までとなります。
クライアントの為に制作したカモフラージュ柄は、壁紙だけではなく全体の統一性をもたせる為にクッションにも使っております。
ソファの貼替えは、光沢のある深い黒のベルベットにテーマカラーのビビットなグリーンを細いパイピングで効かせました。
個室のクラシックな壁紙は、壁一面がフランス革命のストーリーとなっています。店名にもなっている「緑の亡霊」がそれぞれのシーンに潜んでおり、照明や鏡の写り込みを通して見えたり隠れたり….
お客様が「ラ・ファントム・ド・ヴェール」の世界観に入り込めるよう、私たちは内装のアクセントを担当致しました。
お店で働く方々がキャストとなることでエンタテーメントとなっていく様子が楽しみです。
ありがとうございました!
- クライアント名
- ラ・ファントム・ド・ヴェール
- 施行月
- 2021年10月
真珠のストーリーを伝えるウォールデコ
BAY COLLECTION(ベイコレクション)様は、パール専門店としてオリジナルデザインのパールジュエリーをポップアップ主体で販売されていました。今回初の常設店として神戸阪急6階のコーナーに店舗を構えることになり、弊社に壁面デザインをご依頼頂きました。
店舗の構造上、壁紙ではなくオリジナルプリント生地をパネルに取り付ける事で既存の構造を活かしながら施工。
オーナーでありデザイナーの入江恭子さんと相談を重ねながら大変興味深いお話をお聞かせ頂きました。
エリザベス1世がパールを愛して止まなかった事、NY5番街のカルティエがパール界ではアイコン的な存在である事、そして古くはインドのマハラジャを始め男性が権力の象徴としてパールを身に付けていた事…
私たちがその話を聞いてとても面白かったので、店舗にてお客様との会話のきっかけになればと思い、入江さんとご相談しながらモチーフを選ばせて頂きました。オンラインショッピングが当たり前になった今日この頃、予期せぬ会話をしながらお買い物する体験は唯一無二となることを願いながら制作しております。
ぜひ皆様も神戸にいらした際は一度足をお運び下さいませ。
BAY COLLECTION
〒651-8511 兵庫県神戸市中央区小野柄通8丁目1−8 神戸阪急6階
HP:bay-collection.com
インスタグラム:@baycollection_kobe
- クライアント名
- ベイコレクション 神戸阪急店
- 施行月
- 2021年9月
凸凹壁面がアクセント?!な店舗デザイン
2021年3月に西宮阪急にオープンされたインポートシューズのセレクトショップ「Terrace(テラス)」様。
広い店舗の正面には非常扉があり凸凹の壁面で、どうしてもその非常扉が目立ってしまう難しい店舗でした。その壁面を効果的に見せる為に立体的なデザインクロスを使い、奥行きを出しました。
靴を美しく見せる為、床は白とのご希望があり、白と黒のコントラストの強い内装材を選定しております。
白・黒は一見単純な色味に見えますが、色味や質感により印象が変わり意外と難しいんです。
カルテルのフロアランプやラグ状に配置した床材ボロン(タイタニウム)そして店舗のアイコン的な存在である円形スツールで、デコレーションをしております。
お客様はこの程よい緊張感のある空間で美しい靴や洋服を見ながら会話を楽しんで頂く。内装はあくまで靴や洋服を引き立て役です。お店の世界観を直感的に感じて頂けるようデザインさせて頂きました。
お近くにお立ち寄りの際は西宮阪急1階にございますので、ぜひ遊びに行ってみて下さいね。
Terrace 西宮阪急店
●インスタグラム→@terrace ●ホームページ→www.terrace-japan.com