[Paris Report]蚤の市
今回のヨーロッパ出張で合計3箇所の蚤の市に行ってきました!初めての蚤の市。
蚤の市に実際に行ってわかったのが、ヨーロッパの人々は古いものに価値を見出だす事が得意な事。インテリアを自分流にデザインするのが大好きな事。そして、何よりもみんながとっても楽しんでる事。街中の広場で日常に開催されている蚤の市は市民の生活に根付いています。
まずは、南仏のリル・シュル・ラ・ソルグ。パリからフランス国鉄で約2時間程南に下った場所で、一番大きな街・アビニオンから更に電車で20分。アンティークのお店が並ぶ小さな小さな田舎町です。お店を覗いてみると、いかにもフランス的なクラッシックなオブジェが並んでいます。水路が通っており、その昔、織物工業が盛んだった街の動力として水車が使われていたでそうです。鴨が幸せそうにプカプカ浮いています。
街中のペイストリーショップ。ケーキやチョコレート、内装も何から何まで全てがかわいいお店でした。
街なかのアンティークショップ。昔のメリーゴーランド。ロマンチック!
さて、今回のお目当てのアンティーク市は毎週日曜日に開催されます。しかし10店舗くらいしか出ておらず、他は食べ物の露天ばかりでした。魅力的な家具は並んでいましたが、私たちが探していた雑貨類は値段も高く、商品も品薄状態でした。
上の写真は、アンティークの露店に並んでいた小さな置物。不思議な魅力を醸し出していました!
リル・シュル・ラ・ソルグのアンティーク市を後にし、次は友人がオススメしてくれたカルパントラの蚤の市へ!電車で30分程行くと駅にたどり着いたのですが、駅前には何もなく駅員さんもいないので、住民の方に聞いて駅から10分程歩いた広場に辿り着くと、50軒程露店が並んでいました。カルパントラの蚤の市は、プロと一般市民のお店が入り混じっていて活気がありました。商品もリルより安く、雑貨の品揃えも豊富!こんな感じでズラリと一直線に露店が並んでいます。
お皿やキャンドルスタンド、花瓶がきれいに並んでいます。オブジェとしてお皿を飾る習慣があるのでアートワークの描かれたお皿がたくさんありました。
カメラに工具。家から引っ張り出してきたようなガラクタ達も私たちにとっては宝物に見えました。
何が書いてあるのか全くわかりませんが素敵なポストカード。
写真では分かりにくいですが、日本の伝統柄をモチーフにした食器を沢山見かけました。裏を見ると「日本」と書いてあります。お茶飲みではなく、カップ&ソーサーとポットのセット。色合わせがとてもエキゾチックで欲しかったのですが、さすがに持って帰れないので諦めました…
カルパントラの蚤の市はオススメです。お店の方がフレンドリーで値段交渉もとっても楽しめます。商品がきれいに並んでいるので、ズラリと並んでいる商品に愛を感じました。南仏へ旅行する方は是非カルパントラへお立ち寄りください!
お次は、ベルギー・ブリュッセルのジュ・ド・バル広場の蚤の市。街中で毎日朝から昼過ぎまでやっているそうです。平日の朝なのに、かなり賑わってます。観光客もいるのだと思いますが、見ている限りでは殆どが地元の人達。ゴミ山のようなお店もあって、50セント均一もやってます!
ダンボールの中にポイっと入れてある商品達。洗剤から電化製品、食器やフレームがごちゃ混ぜに入っています。
写真の入ったフレームが何とも言えず素敵。誰かの家にあった感満載のフレームが特に魅力的です。フランスとは一味違って、ベルギーは色数が少なくシンプルです。
このフレームはまとめて買ってしまいました。お客さんを含め、みんなフランス語を話しているので、適正価格が見えず… 最初は値切り方が分からないので高値を吹っ掛けられたのですが、徐々に値切り交渉のコツが分かってくると楽しくなります!
ここでもシノアズリのお皿が沢山ありました。中国とヨーロッパの香りが混じったシノアズリ。色合いがとても綺麗です。
ジュ・ド・バル広場の蚤の市は、100軒程の露店が並んでいました。時間が経つにつれて人が増えてきて、最後の方には全商品タダになるお店もあり人だかりになっていました。何があるか分からない、でも絶対に何かある!と言う希望を胸に時間を掛けてじっくり吟味する事がこの蚤の市の魅力です。南仏と比べるとブリュッセルはとても寒いので、冷たくなる手を擦りながらの宝物探しですが、とても楽しいですよ!
3つの蚤の市を回って少しだけ商品をゲットしました。2月27日(土)、28日(日)にショールームのリニューアルパーティを開催いたしますので、蚤の市を回って探した物をアレンジした新しい商品を見に来てくださいませ⭐︎詳細はリサブレア(078-341-0520)迄お問い合わせください。(近日中にイベントページにてご案内いたします)