こんにちは！ようやく涼しくなり秋らしくなってきましたね。
デザイン担当のりさです。
世間ではラグビーブーム！神戸でもイギリス系＆ラガーマン系の方が街をブラブラしており、こちらもお祭り気分になってしまいます。

先週末、メリケンパーク・オリエンタルホテルのワンフロアがアートで埋め尽くされていました。
今年で11回目の開催となる神戸アートマルシェ。
多くの方に気軽にアートと触れ合って欲しい！という想いで、31のギャラリーと作家さんが、各部屋で展示をされています。
関西はもちろんのこと、東京や地方のギャラリーが参加されており、全国のアートファンが訪れているそうです。

私たちは昨年アートマルシェで出会った津田 友子さんの作品に一目惚れし、リサブレアにお越し頂き、アメリカからのゲストにお茶道具としての茶碗についてご説明頂きました。今年はレセプションにお招き頂き、ゆっくりと作品を見せて頂きました。

お月さまのようなこの陶器。様々な表情のゴールド！
京都を拠点とし活躍されている津田さんは、楽焼を原点とし常に挑戦を続けていらしゃいます。こちらの茶碗は、今回の新作です。脚の部分が細長くとってもエレガント。「軽やかさや薄さに挑戦したかった」との事でしたが、見たこともない茶碗で「どう使おうか？」と悩んでしまいました。
価格は2万円前後のものが多いので、ゲストが来た時のテーブルコーディネートに役立ちそうです。

津田さんの作品を扱っているのは、東京・南青山のギャラリー白白庵。とても気さくなオーナーさんでした。学生時代に京都に住んでいたそうで、京都でアートイベントを立ち上げたりと精力的に活躍されています。30〜40代の油の乗った作家さんの作品を中心に取り扱っており、ギャラリーでは常に個展が開催されているので、東京出張の際にはぜひ！陶器を沢山扱っておられるので、日常に取り入れやすいのも魅了です。

最初の写真を横から見たらコチラ！脚が約5cmほどあり、独特なエレガントな佇まい。
神戸アートマルシェではこの茶碗にオリジナルカクテルを入れて振舞って頂きました。
茶碗の直径が10cm程ありますので、テーブルコーディネートの際、高さを出すのに活躍しそうなカタチ♡ 右の紺色の様なパープルの様な釉薬は、写真では写っておりませんが、メタリックの様にキラキラしていて、光の種類によって色が随分変わるのも魅力的です。

色んな高さ、色の茶碗。見ているだけで楽しくなる様なこのコレクション。
どれにしようか悩んでしまいますね！と頭の中がグルグルしていたところ、その場にいらっしゃった南青山にある隠れ家的なバーARTSのオーナー井上大輔さんが「何でもいいんだよ」と声掛けて頂きました。ARTSへ行くと津田さんの作品でお酒が呑めるそうです。

井上大輔さんは「リキッドアーティスト」。味覚の大部分を締める「嗅覚」に着目し、オーガニック精油を使ったカクテルを開発するなど、飽くなき挑戦を続けれられています。存在感がありとっても面白い方ですので、東京へ行く際はぜひ訪れてみて下さいね！

この可愛らしい入れ物は、お香入れ！この中にお香をストックしておくと陶器に香りが移り、ほんのりと家の中に香りが漂うみたいです。お茶道具の一つとして日本人に愛されるお香入れ。こちらで2万円〜3万円程度ですので、ちょっとした暮らしの楽しみとして取り入れて頂くのも良いかもしれません！

私個人としては、最近シノワズリを担当しているせいか、鳥がとても気になるアイテム。左は「ハチドリ」だそうです。

こちらは皆様ご存知の通り鶴です。ベースの何とも言えない朱色が堪りません。
今回は悩んだ末、茶碗を購入させて頂きましたが、次回はこのお香入れが欲しいなと思っております。玄関に何か飾れる棚が欲しい… と、インテリアの妄想が始まってしまいます。

真ん中にいらっしゃるのが、作家の津田 友子さん。綺麗で魅力的な女性です。子育てしながら、集中して作品づくりをするその生き方が格好良く、女性としても憧れる存在。

神戸アートマルシェの様に、近所で気軽にアートや作家さんとお話できる機会があることに感謝です。今回は31ギャラリーが、それぞれ１名の作家さんとともに展示されていました。他のギャラリーは絵画からオブジェまでかなり見応えがありましたが写真を撮るのを忘れておりました….

年一回の開催ですので、自分の好きなものを少しずつ集めていったり、お気に入りの作家さんを見つけたりと楽しみが沢山あります。
今年は既に終わってしまいましたが、来年はぜひ足をお運びください！