イタリア・トリノのお城のシノワズリ
リサブレアがシノワズリを始めたのは5年以上前になります。
DE GOURNAYという素晴らしい手書きのシノワズリを作っている会社の存在を知ったのがそのもっと前になります。実際にパリのショールームを訪れるとその素晴らしさに圧倒されるぐらいで、まさにアートです。ここの創始者は銀行家のイギリス人でお付き合いのあるお家に行くと必ずと言っていいぐらいにシノアズリの壁紙があり、それが印象に残っていて中国に行ったときにシノアズリの手書きをするところとであったのが会社の始まりだとか。
ただそのデザインは単に昔のシノワズリではなく今の時代を感じさせるデザインなのです。しかもどんどん進化しているように思います。海外のインテリア雑誌を見ていると、世界のセレブ達が今でも愛して止まないシノワズリ。日本ではウェディングドレスのThe Treat Dressing、神戸発のアパレルショップChestyのインテリアに使われています。
リサブレアでは、オリジナルのシノワズリをデザインしております。壁紙は勿論の事、インテリアに取り入れやすい様にアートパネルを展開しております。
また今年からプリント生地もオリジナルで制作しております。今後の展開を楽しみにしていて下さいね!
ヨーロッパのお城のインテリアにもシノズリが使われています。イタリア・トリノのサヴォイア王家の狩猟のお城だったというSTUPINIGI城はシノアズリの壁紙が使われているバンケットやいくつものお部屋があります。300年弱前にこれだけモダンなデザインがあるとは歴史の流れに圧倒されます。
このお城は人も少なくシノワズリを満喫できますよ!他にもフランスのシャンティ城にもシノワのお部屋が、でもなんといってもストックホルムのドロッテンホルム城のチャイナパビリオンは現存で残っている唯一のものだとか。残念ながらはるばる日本から見に行ったのに冬季で閉まっていたという残念な旅行でした。近いうちには訪れてみたいです。
モールディングの中に施された美しいパネル。躍動的な鶴と、松や菊など日本の影響が大きいのではないかと思われる作品。西洋独特の可愛らしいお花があるのがシノワズリの魅力。