次にはABC CARPET、ここも倉庫のようなところに高価なインテリア商品がさりげなく並んでいて、ディスプレイもナチュラルで商品選択もバードルフやバーニーズとは違ってとてもナチュラル。オーナメントがかわいすぎて何回も見に行ってました。テーブルトップの展示もアンティークやナチュラルでもシックなものが並んだ、飾っているけれどナチュラルでさらりとしているディスプレイは見事です。ここの子供用品売り場もとびっきりかわいいのです。とびっきりな値段ですが。ここでは１０年以上前にNＹのブラックアウトがあった時にエレベーターに閉じ込められ、扉をどんどん叩いて出してもらいました。その時はABC CARPETだけが停電かと思ったのですが、大停電でそのあと２－３日ホテルでどこにも行けなく、さらにシャワーは出ないトイレは１階までと(１２階から）大変な目にあいました。そういう思い出のあるインテリアショップです。

次はHR, ハードウエアレストレーションです。このフラッグショップがホイットニー美術館のすぐ近くのアイアンビルにできていました。ここの家具や照明はアメリカの若いリッチな人たちが好むようなデザインで、シンプルでナチュラル、でもアメリカ的なシックさやゴージャスさがあるのです。すべてのカラーが白からグレイにかけた配色ばかりで構成されていて、素材もリネンや天然素材のベルベットなど絞り込んだデザインでモノトーンのコンテンポラリートラディショナルとでもいうのでしょうか。わたしは大好きですが日本ではなかなか受けないかもしれません。このシンプルさとなると日本ではイタリア家具になり、このシックさとなると日本ではフレンチシャビーになってしまいます。大人の上質感とエレガントさを感じます。

ショップの中にカフェがあって、展示のソファとかに座っていただくのです。