ミラノサローネ

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今ミラノにミラノサローネを見に来ています。日本でいつもミラノサローネのリポートがされていますが、自分の視点で見てどうなのかということを一度見てみようと思いました。ミラノサローネは30万人ものがひとが集まる家具の展示会ですが、単に展示場での展示のみではなく市内の至る所でデザインやアートのインスタレーションが行われていて、インテリア関係だけではなく自動車メーカーやファッションの会社などがインスタレーションやアートの展示をしています。驚いたことに採用されているデザイナーがほとんど日本人なのです。日本って凄いと思ってしまいます。これによってヨーロッパの人たちの日本へのレスペクトがどれだけかちょっと嬉しくなります。インスタレーションのデザイナーは単にデザインやアーティストというだけではなく、サイアンティストやエンジニアなど今やデザインとアート、科学技術はインターチェンジャブルでむしろサイアンスが必要と思ってしまいます。何か新しいもの驚きなもの、感激するものを求めて人間は2次元から3次元 そして今はどう表現したらいいのかわからない分野です。まずはルイヴィトンの家具展示。クラシックな邸宅に展示されていますが、十何人の世界的なデザイナーがそれぞれの家具を展示しています。もちろん吉岡徳仁や佐藤オオキも加わっています。こういった家具はインテリアの中に置く家具というよりアート作品という感じ。このクラシックなセッティングがこのモダンな家具を引き立たせます。日本のお寺などにも展示されたら同じような感じ。この家具をどのようにインテリアに入れるかというイマジネーションが湧いて来ます。


このスツールは吉岡徳仁


これは佐藤オオキのデザインのランプ


この人たちがデザイナー


これはザラのお店での展示


ミラノ大学でのバックヤードの巨大展示。スポンサーはタイルメーカー、ダマスクの大きなタイルが展示されています。この写真どうなっているかわからないでしょ。直角に交わった巨大ミラーが中庭の廻廊を映し出し、そこに屋根のクラシックな建築がうまく溶け込んでいるんです。


分かりにくいですが鏡に向かってカメラを向けています。右側の方に線が見えているのでミラーだとわからないですか。センターのあたりに縦の線が見えてここがミラーが交差している。床にはボヤけたダマスク模様のタイルが貼られています。

この写真でミラー交差されているのが分かります。交差の反対側の床は芝生のままです


その他のインスタレーション  ほんの一部ですが


続く・・・・・・・・

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