サグラダファミリア
ガウディの代表作で世界遺産にも登録されている未完の教会。ガウディが依頼されたのは2人目で建築途中にガウディは死去。しかもこの教会は人々の寄付で建増しされていくので、4つのシンボリックなエントランスがあり、一つ一つ自立しているので、資金が集まらないときは建築は中止され、その間ガウディは試作研究に没頭し、革新的な技術をうみだし、また資金が動くと製作されていくという具合だったらしい。その後ガウディの設計図はあったものの、戦争で消滅したりの受難のなかを、何百人ともいう人たちが修復にかかわり、ガウディの技術を研究し、3d プリンターなどの最新技術で2026年にはすべてが完成するとか、歴史的大事業が進行中というわけです。地下の資料室では、その過程が模型も含めて見れるので、これだけの長い月日がかかったからこそ、その修復研究がなされ私たちの目にもはっきりわかるようにしてくれた価値は、結果としてより凄いものになったと思います。正面の喜びや繁栄を象徴しているエントランスの天使は日本人が製作したものらしく、そのため目が細くてつり上がっているとガイドさんがいってたけれど、とても可愛い天使でした。反対側の入口は苦難や痛みを象徴しているらしく、ガウディもリュウマチに苦しんでいたとか、確かにそのような感じでした。ガウディはとても清貧な人だったらしく、服装も全く構わず、街で倒れて病院に運ばれた時には浮浪者と間違えられたそうで、ガウディだとわかってちゃんとした病院へ移そうとしても断ったという逸話があります。