イギリス式インテリアを追求するインテリアデザイナーのショールームへ!
こんにちは!デザイン担当のりさです。
本当に久々の投稿となってしまいました….
2ヶ月ほどバタバタとしてしまいブログを書きたいと思いながらもずっと放ったらかしになっていたので、少しずつその間に溜まったインテリア情報をこちらでシェアさせて頂きます!
もう2ヶ月程前になりますが、英国の間取りの著者でもあり、インテリアデザイナーとしてご活躍されている山田佳世子さん(@kayoko.y0909)の新しいショールームに伺い、照明やファブリックパネルを納品させて頂きました。イギリスのお宅にホームステイしながら、イギリス建築の歴史から独自文化を学ばれてきた山田さんの知識や拘りは本当にすごい!私たちも、お伺いする度に色々と学ばせて頂いております。
先ずは納品させて頂いたファブリックパネルのご紹介。
弊社では、度々お客様からのオーダーで制作させて頂いております。山田さんがキラキラした目で「現地で収集してきたポストカードを並べたい!その為にグログランテープ付きのファブリックパネルが欲しい!」とご相談を頂きました。
生地は自ら選ばれたイギリス王室御用達のブランド Sanderson(サンダーソン)のチェックのファブリック。
サイズ、グログランテープの色や幅、クロス箇所のピッチ等、色々とご相談しながら決めていきました。
左側の後ろ姿は山田さんです!右側がビフォア、左側は沢山のポストカードが差し込まれたお写真です。
ショールームの玄関を入って直ぐの壁面で、お客様が最初に目にするベストポジションに掛けれられたファブリックパネル。
ちなみに右の写真の右側に写っている本棚の様な隠し扉が気になっている方も多いはずです。こちらは後ほどご紹介しますね!
イギリス住宅や訪れた都市のポストカードが山ほどありました。このポストカードを見るだけで山田さんのイギリス愛が伝わってきますね。
ご自身もイギリス住宅の間取りやファサードのイラストというか記録画を描かれており、それが書籍になって発売されたのが英国の間取りです。
発売当初から人気の本で何度か増刷が掛かっているとの事でした。
そして、このファブリックパネルが掛けられているフック!インテリアの邪魔にならないフック専用モール&フック。こうする事で自分の好きな位置にアートを掛けれます。日本では「ピクチャーレール」と呼ばれるレールを取り付けるのですが、確かにインテリア的にはあまり美しくない….
室内装飾の一部として機能的なピクチャーレールは素晴らしいアイデアですね!
この様にフックが掛けられる様な特殊な形状になっているモールディングです。
弊社では、モールディングのご相談が多いので今後の参考になります。モールディングって本当に沢山の種類があり、設置箇所により太さや厚みを決めていきます。そのバランスにより仕上がりが変わってくるので、モールディングは大変やり甲斐のあるプロジェクトです。
次に納品させて頂いたのが、ペンダント照明。偶々、別の打ち合わせで弊社にご来店頂いた際にショールームにあった照明に一目惚れ。
山田さんのショールームにぴったりなサイズとデザインでした。
このペンダントライトにはシェードが付いているのですが、そのシェードにも生地を貼って2色セットでご準備させて頂きました。その時々の内装やイベント時で使い分けるそうです。
納品時にはまだ家具等が入っていなかったのですが、現在は重厚感のあるクラシックな家具が入り、日本とは思えない様なショールームになっております。
そして、先ほどチラリと見えた本棚に見える隠し扉はこちらです!まさにハリーポッターの世界観ですよね。壁紙ではなく凸凹しているので本物の本棚に見える不思議な建材。山田さんは「どうしてもこれをしたかった!」とまたまたキラキラした目で仰ってました。
この扉を開けると倉庫になっているんです。インテリアのアクセントにもなると同時に驚きを与えてくれる本棚扉はイギリスから取り寄せたそうです。私自身も初めて見ましたが、巧妙な造りで勿論一見扉には見えません。扉の寸法を間違えると本棚が途中でカットされてしまうので、慎重に設計していかないといけないですね。
続いて最近の山田さんのインスタグラムの投稿より↓
カーテンが入り、家具も入っております。ペンダント照明もいい感じで馴染んでくれていて一安心です。
山田さんのインスタグラム→@kayoko.y0909
ワンルームマンションをご自身でリノベーションしたショールームは本当に素晴らしく、また山田さんのお話は大変勉強になることばかり。
イギリス好きのお客様には堪りませんせんね!そして大変心強い味方になってくれることは間違いないので、ショールームが正式にオープンされたらご報告致します。
ではでは、最後まで読んで頂きありがとうございました!