大きな窓際ベンチにシートクッション!ソファとして生まれ変わりました!
こんにちは!デザイン担当のりさです。
先週末は気持ちの良い天気でしたね。晴れた日には我が家のベランダを緑化計画が進行中です(笑)
さてさて、素敵なお写真がお客様より届きましたのでご紹介させて頂きます!
ご相談があったのは、リビングルームの窓際の木製ベンチがある箇所。幅2.2M 奥行き80cmという3人掛けソファ並の大きなスペースです。リノベーションされた中古マンションでご購入時にベンチが造作されていました。
サロン兼ご自宅としての東京の素敵なヴィンテージマンションで、オーナーさんは Le Surreel の咲山さんです。
サロンとして使用する場合家具が沢山あると移動も大変との事で、以前のベンチのままでも少し腰かけたり、デコレーションスペースとして活躍していましたが「リビングにソファを置くと狭くなるし… でも今のままではリラックスできるスペースが無いのでこのベンチを活用したい!」とのご相談がありました。
通常の厚み100mmの角張ったシートクッションを2分割でご提案していましたが、簡単に脱着できるよう3分割にして欲しいとのご要望がございました。サイズが大きく角張ったクッションでは重厚感が出てしまうので、今回は丸みのあるシートクッションを制作させて頂きました。
シートクッションに使った生地はイタリア・Busatti社のリネンコットンの生地。手前にはMOKUBAの小さなタッセルを付けさせて頂きました。左側に無造作に置かれた本が何とも素敵ですね。様々な使い方ができるシートクッションでつくるソファは可能性が無限大。
ひとえにシートクッションと言いましても、座り心地を考えたり、丸みを持たせる形状を作り上げていくことはハードルが高く、中材フォームも色々と試してみました。最初は、柔らかさを出すためにコットン中材(座布団の中身)を手に入れて試してみましたが、サイズを決めていくのが困難な事、またサイズが大きく費用面で合わない事が理由で断念しました。
そして、縫製担当の山崎からの提案が角でタックを取る縫製でした!右側が初回サンプルです。実はこの前にも数回サンプルを作っていましたが、中々形状が決まらずだったのです(汗)最後にはコロンとした形状をつくることができました!
ビフォア・アフターのご紹介!
こちらがアフターのお写真です。今回制作させて頂いたのは、シートクッションと背面のクッションたち。
インテリア全体の色味がニュートラルなので、アクセントとして今回新しくつくったのが赤の幾何学の生地でつくったお座布団とランプシェード。赤の生地はイギリスのOSBONE & LITTLE(オズボーンアンドリトル)
ビフォアも素敵ですよね!シートクッションと背面のクッションを数点プラスすることで、ゴロンと横になれるようなソファ的なスペースになり、ゲストが来る時にはリビングでリラックスしながらお喋りを楽しめる空間になりました。
こちらは背面にある枕サイズで制作したクッションです。奥行きが80cmもあるので、通常のクッションだけでは背もたれにはならず、今回は枕サイズの大きめのクッションにてご提案致しました。生地は同じでも仕上げを変えています。左側は甘くなりすぎないコーナーフリルという仕上げです。メインで使用した生地は以前お客様がつくったパーティションの残布!
eこのように様々な生地でオーダー制作したクッションが並ぶけど統一感があるオリジナリティ溢れるソファスペースとなりました。Le Surreel の咲山さんのご自宅兼サロン。サロンで交流したり、レッスンで学んだり… 沢山のゲストの方々で賑わう様子を想像しながら制作させて頂きました。
フラワーアレンジメントのレッスンもされているので、ぜひインスタをフォローしてみて下さいね!
→@le_surreel
実は今年の3月に私たちも咲山さんのサロンの蚤の市に参加させて頂いた時の写真が↑。
コロナ禍での少人数制のイベントだったので公にする事ができなかったのですが、また東京の咲山さんサロンでのイベントには参加させて頂く気満々でございます(笑)
最後までブログを読んで頂きありがとうございました!そして、咲山さんいつも本当にありがとうございます!