廊下からの視線を遮るレースカーテン
こんにちは!デザイン担当のリサです。
とうとう梅雨入りしてしまいましたね。蒸し暑い日々が続きますが皆様お体をお大事に健康でいて下さいね!
今日はお客様から届いた嬉しいお写真のご紹介!
リサブレアではオーダーカーテンの生地やデザインのご提案から制作、施工まで行っております。
今回は神戸三宮にあるパリのパサージュのような素敵なテナントビル PMTP Building様からのご依頼で、レースカーテンを制作させて頂きました。調度品一つ一つに拘りを持って選ばれており、スタッフさんも大のインテリア好き!
毎回ご来店頂く時には、生地や壁紙、DIYの話題で盛り上がってます。
今回ご依頼頂いたのは真ん中2枚の窓のレースカーテンです。左右はお持ちのレース。
レースカーテンと言いましても、数百種類の生地がございます(笑)今回は「廊下からの視線を遮りたい」とのご要望でした。このご要望は特に店舗関連のお客様からよくご相談を頂きます。透けない生地を選べばいいのですが、圧迫感があるので空間的にはお勧めできません。
柄があるレース生地は、柄に視線がいくので意外と空間を遮る時に便利なんです。
下の写真は森本産婦人科クリニック様からのご依頼で制作した仕切りカーテン。隣に座る妊婦さんとの視線を遮りたいとのご希望でした。柄のデザイン、ヒダ倍率をコントロールしながら「仕切る」事に成功しました。
NSTルームは、お腹の中の赤ちゃんの脈を測るお部屋。いかにも病院な仕切りカーテンではなく、さりげなく仕切るカーテンの事例。
今回使用したのは、MANAのオクタヴィアという大きなレモンのような幾何学模様のエレガントな生地。
オクタヴィアは弊社でも人気の生地!その魅了はレモン柄の箇所のみサテン生地になっており、ベースのレースとの透け感が違うので、光が当たることにより柄が窓ガラスから浮き出るような幻想的な空間をつくり出してくれるところです。
生地の詳細。ベースのレース部分、サテンのベース部分が伝わりますでしょうか?
今回は#02シャンパンゴールドを選ばれました。
こちらは生地メーカーさんのHPより抜粋。室内に映る影まで美しいですね。
レース生地は通常広幅と言い、カーテンに継目ができないような仕様になっています。
廊下からの視線をさりげなく遮るレースカーテン。当初はお客様お持ちのレールを付ける予定でしたが、センター2枚のレースはスッキリと見せる為に、テンションポール(突っ張り棒)+カフェカーテン仕様をご提案させて頂きました。
いかがでしたでしょうか?レースカーテンは色や柄だけではなく、質感や透け感、仕上げなど様々な要素が絡み合っているんです。私たちプロでさえ数百種類の生地から選ぶことは容易ではありません(笑)
今はオンラインストアや、量販店でカーテンを簡単に手に入れる時代であります。その時代にオーダーカーテンをご注文頂ける事に感謝し、私たちはプロとしてお客様のご要望にお応えできるよう日々精進ですね!
最後までお読み頂き、ありがとうございました!