生地で差が付くランプシェード の貼り替え!
こんにちは!先日もランプシェードについてのブログを書きましたが、今回もランプシェードの貼り替えのご紹介です。今年に入ってからシェード貼り替えのお問い合わせが増えています。色んなお店に行ったけど断られた、オンラインで依頼するのも不安だと言うご意見を伺います。
ランプシェードは長年使っていると、色が黄ばんできたり破れたりしますが、そのまま放置されるか、貼り替えと言う選択肢が無かったり、新しいものに交換したくてもサイズや仕様が様々ですので日本では特に手に入らない場合が多いんですよね。
リサブレアの長年のお客様であるK様からのご依頼です。
左の写真が貼り替え後(ベースは弊社のショールームです…)右がお客様から送られてきたお写真です。ビフォア写真を見ても一見新品のように綺麗なのですが….
照明の光による生地の劣化により、裏側はビリビリに避けています。
このタイプのシェードは2重構造になっており、プリーツ系シェード(上右側)に良く見られます。内側の生地が光を拡散させるので漏れてくる光が均一で美しいのです。プリーツ仕様は、凹凸があるので点灯時の光の漏れ方が美しいのですが、貼り替える際にプリーツにするのは中々難しく、弊社ではフラット仕様(上左側)にして生地のテクスチャを光で楽しんで頂くことが多いんです。
お客様は何種類かの生地で悩まれていました。最終的には弊社にて生地を合成したイメージをお送りし、そこで決めて頂きました。私たちにはある程度完成形が見えますが、それはプロなので当たり前(汗)お客様には簡単にイメージを作成してお送りする事が殆どです。
●K様にお送りしたイメージ(頂いたお写真を合成して候補生地をご確認)
同じブランドの2種類の生地をご検討されておりました。イメージを送ると「分かりやすい!」と好評です。
選ばれたのはイギリス Clarke & Clarke(クラークアンドクラーク)の刺繍生地。下の写真が生地感が分かりやすいですね。ニュアンスカラーの花柄刺繍ですが、点灯時にはこの刺繍部分が浮いてきて立体感が出ます。
ランプシェード 用の生地選びは意外と難しいのです。理由は「光」を通した時の生地の見え方を考慮するため。
それを逆手に取ると、カーテンやクッションに使うよりもシェードに使うことによって生地の持つ質感を活かす事ができるのが面白いところです。
上はK様に「上下の仕上げを、どちらにしますか?」と質問した時の写真です。上は無地、下は刺繍で仮止めしています。今回は刺繍を選ばれました!この部分は仕上がりに影響するので、わざわざ別の生地を取ることも多いんです。
そして、下の写真が点灯時、消灯時。明るい環境下で撮影しているので違いが分かりにくいですね、スミマセン!
優しい光が入ることで、刺繍部分の草花が浮き出てくるのがお分かりでしょうか?
日々お客様からのオーダーを頂きながら、私たちにとっても新しい気付きがございます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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