カーテンの選び方パート2
それではファブリック系はどんなものがあるの?大きく分けてカーテンとファブリックシェードです。さらにカーテンにも様々なスタイルがあり、ファブリック系のシェードにもいろいろなものがあります。まずカーテンからお話しすると、通常のカーテンとしてヘッディングというヒダがあるところの縫製の仕方も種類があります。フラット、一つ山、二つ山、三ツ山、ペンシルギャザー、スモックギャザー、ロッドポケット、ハトメなど
こういうヘッディングの話は専門的かもしれませんが、カーテンを選ぶときにちょっと考えてみてほしいです。一般的にはまずどんなカラーにするのか、無地?柄?どんなテクスチュア?というところから入っていくのではないでしょうか。色は以前はベーシックなアイボリーやグレーが多かったのですが、今は自由に色を選ぶ傾向になっています。好きな色があれば恐れず挑戦してほしいです。特にブルーはベースの色となり大概のカラースキームのお部屋にしっくりきます。
このカーテンは飾りカーテンで一つ山、バーチカルブラインドで機能性は満たし、ファブリックは雰囲気と柔らかさを楽しめるものです。カーテンにはあえてタッセルをつけずに生地の厚みを見せる方法でアクセントとします。
柄を選ぶ場合はとてもわかりやすく花柄、ストライプ、トワレなど迷うことはないですね。ではテクスチュアは?麻、麻風、コットンタッチ、ベルベット、最近ではツイードなど。ナチュラルなテイストがお好きな方は麻のカーテンを好まれますが、自然素材は生地の伸び縮みがあったりと取り扱いがむつかしいところがあります。ただ自然素材の何とも言えない良さがあり、特にヨーロッパからの輸入で素敵な柄や刺繍などのものはほとんどが自然素材で高価です。こういう生地を使う場合にはフラットにすることが多いです。ただし裏地をつけます。裏地をつけるとコストは上がるのですが高級感と太陽光から生地を守るので長持ちします。このようにいい生地を使う場合には必ず裏地をお勧めします。 このフラットカーテンも140cm巾の生地を使う場合で200cmのカーテンをつくると縫い代などがあるのでヒダは約1.3倍ぐらいになります。1.3倍以上になる場合はフラットではなく一つ山がいいでしょう。レースの場合も柄のあるものやボリューム感のあるレースはフラットや一山にします。
このカーテンも裏地をつけて一つ山にしています。
この生地は厚みがありリバーシブルになっているのであえてフラットに、アクセントに濃い裏側を前にまわして縫製しています。
丈はたらしてドレープ感とナチュラル感を。
丈を長くしておくとタッセルで留めたときにエレガントさを強調できます。