こんにちは！デザインのリサです。
芸術の秋、ここ最近イベントが増えて来てきましたね。お家時間も楽しみつつ… やっぱり外に出て色んな人に出会い楽しむ時間も必要ですよね。

先日、お仕事でもお世話になっている山田佳世子さんが本を出版されました！その本はアマゾンの「建築住宅・家づくりカテゴリー」のベストセラー１位！！
出版記念に原画展を開催されるとの事、王子公園駅近くのカフェ・SOWELUの上にあるギャラリーにお邪魔しました。

本のタイトルは「英国の間取り」。設計士である山田さんご自身がイギリスへ行き、色んな方々のお家に住んでいる方にインタビューし、建物のリサーチをしながら間取りや外観を手書きで書いた作品集です。イギリス住宅マニアック（褒め言葉 笑）な山田さんの情熱には毎回お会いする度に驚かされますが、建築様式の歴史はもちろんの事、リノベーションして受け継がれる歴史的な住宅が、その時々の住人による間取りの変化、間取りから垣間見えるライフスタイルを独自の視点でリサーチされております。

出版当初は漫画家の方々に大人気で一時Amzonで入荷待ち状態だったとか！背景に使う建物やインテリアの様子が精密に描かれているので参考資料になるのでしょうね。納得！

見る人を吸い込むようなワクワクするイラスト。外観の写真だけでなく平面図も全て手描き。さすが設計士さんだけあって、とても分かりすく描かれています
このイラストを見ていると山田さんのイギリス住宅に対する愛が伝わってきませんか？！

こちらは私のお気に入りの一枚です。イギリスってボートに住んでいる方が一定数いるそうです！そこから仕事や学校に通っていると言うのだから驚きです。
このボートハウスに住んでいる方は子どもの頃からボートに住む事に憧れて、現在は一人ボートライフを満喫しているそうですよ。

ギャラリーには何十点の原画が所狭しと並んでいます。家具の配置やそれぞれのお部屋の役割も書いてあるので、眺めているだけで住んでいる方の暮らしが自然と想像できるんです。まるで絵本を読むように、それぞれのお家に住んでいる人の姿が想像できる不思議なイラスト。
そして、建物の外観は常に道路側（オモテ側？）お庭側（ウラ側？）が描かれています。イギリス人にとって「庭」は暮らしに欠かせないアイテムなので、ウラ側であるお庭面のファサードも大切な要素。

こちらが山田さんです。普段はフリーランス設計士としてお仕事されています。実は山田さんとお会いしたのは今から２年程前。会場になっているカフェSOWELUの３階に事務所を構えるIDA Companyさんとのお仕事でご一緒したのが出会いでした。社長の伊田さんご夫婦と共に仲良くして頂いています。

当時は「本を出版したいんです」と目をキラキラさせて話していたのが印象的に残っています。
あれから２年、その目標をあっという間に達成し、常に前を向いて行動している芯の強い素敵な女性。今後のご活躍が楽しみです。

出版されたのはこの本です。今調べたら Amazonの「住宅建築・家づくり」カテゴリーのベストセラー１位！！凄いですね。
私も購入しましたが、ペラペラめくっているだけで幸せ。イギリスの住宅の地域性や歴史、インテリア、ライフスタイル、著名人の住宅など読み物としても素晴らしいです。

会場であるSOWELU入り口。店内が賑わっていたので全体を撮影できなかったのですが、入り口だけご紹介。王子公園から徒歩7分ほど、水道橋商店街の近くにある地元の方々に人気のカフェ。水道橋商店街は下町感溢れ地元住民で賑わう魅力的な商店街です。王子公園と聞くと、パンダのいる王子動物園のイメージですが実はこの辺りは小さなお店やカフェが点在するので、街歩きにはもってこいのエリア。

SOWELU（ソエル）の由来は、カフェの看板犬ソエルくん。一部ワンちゃんと一緒に食事できるドッグカフェになっています。
オムライスカレーが看板メニューで、とっても美味しいですよ。私は時々Ubereatsでオーダーしています 笑

山田さんの展示は11月8日（日）までですが、お時間ある方はぜひ行ってみて下さい。
そして忙しそうにしている山田さんを捕まえて話を聞いて下さいね。