フランスのラグジュアリーの生地

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おはようございます!
フランスがロックダウンに入るというニュースがマクロン大統領から発表されましたね。第二波が世界中で拡がる中、引き続き私たちも気を抜かずにできることはしていかなければいけませんね。

今日はそんなフランスからの美しい生地のご紹介です。
BRAQUENIEというブランドです。PIERRE FREY(ピエールフレイ)グループの中でもクラシックで美しいラグジュアリーな生地で知られています。

Alizonと呼ばれるこのファブリック。トワルドジュイ美術館所蔵のコレクションで1777年にウッドブロック印刷で生産されていた生地のリプロダクションだそう。上の生地はベルベットの織りですが、組成を見るとリネン78%になっています。少し硬さのある生地はリネンの仕業でしょうか?

色の組み合わせ、パイナップルを中心とし鳥や木々の風景がひろがるワクワクする生地。価格は¥62,700/Mと高級ですっ。
とてもお高いので中々手が出せないので、お写真のみでのご紹介ですが….

これが全体のデザインです。まるで楽園ですね!亜熱帯地域の夢の世界…. フランス人は当時自分たちが見聞きした情報から、それを自分たちの暮らしにデザインで取り入れてしまう天才です。私たちもコロナを通して、以前より「暮らし」や「インテリア」の大切さに気付くようになりました。お客様からも家にいる時間が長くなったので、インテリアが楽しくなったという声を聞きます。

では次の生地をご紹介します。

この生地は、先ほどご紹介した生地のグループブランド・PIERRE FREY(ピエールフレイ)のコットンプリントのファブリックです。
いつも大胆且つ美しい生地コレクションを発表する伝統的なブランドです。ファミリー企業でアジアのマーケティングは三男なのですが、日本での新作発表はいつもその三男さんが来日してお話されます。

お父様がデザイナーで、世界各国を旅しながらデザインを考えるそうです。その姿勢がよくわかる一枚ですね!
名前はManisaと言い、トルコの州の名前です。イカット柄や民族調のタッセルやオブジェ等見ているだけでまるで旅をしているかのような錯覚に陥ります。

 

左が生地全体の柄。右がカーテンとして吊られた様子。色鮮やかなイカット柄はトルコのキリムのよう。またカーテンにした時にはインテリアに馴染みます。
とっても大胆ですが、世界のどこかにこの生地でカーテンをつくる方がいるのだろうと思うとワクワクしてしまいますね。

通常カーテンのデザインはシンプルなものが多いのですが、いつもPIERRE FREYは度肝を抜かれるデザイン!ブランドの考え方、はたまたデザイナー個人のインテリアへの考え方が伝わりますね。

刺繍を施した贅沢な生地や、サファリ系デザインなど、世界は楽しい生地で溢れています。ご自宅に取り入れる機会は少ないかもしれませんが、ショールームへ足を運び色んな生地散策もオススメです。

上の写真はトミタさんのショールームでは世界中の珍しいファブリックを見ることができます。大阪、東京にショールームがございますので、ぜひ足をお運び下さい。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

 

tomita(トミタ)
東京ショールーム:〒104-0031 東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン1F・TEL 03-3273-7500
大阪ショールーム:〒541-0056 大阪市中央区久太郎町4-1-15 南御堂ビルディング South4F・TEL 06-6281-8481

 

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