お気に入りのカーテンを新居に合わせて寸法直し
1年程前に関西から東京へ転勤になり、新居のカーテンを制作させて頂きました。
Y様のお気に入りのリネン生地で、ドレープ、レース共にシンプルに仕上げております。早速お写真を送って頂きましたので、ご紹介させて頂きます!
神戸から東京に引っ越されてから1年経った頃、昨年末に「東京内でお引越しする!」とのご連絡がありました。1年前につくったリネン生地のカーテンをとっても気に入って頂いており、そのカーテンを寸法直し、新しいお家の窓に合わせて再度縫製しました。
リネン生地のレースカーテンは、前のお家で使って頂いた時に太陽光が当たっている箇所のみ色褪せが見られましたが、縫製担当の山崎がその色の差が目立たないよう縫製しております。
リビングはこちらの2箇所(写真左は、カーテンをシェードにつくり直しました!)、ベッドルーム1箇所の寸法直しをご依頼頂きました。
新居はヴィンテージマンションと呼ばれる、古いマンションがオシャレにリノベーションされたお家。
関西に住む私としては「東京らしい物件」だなと感じます。築年数が経っているきっちり作り込まれたマンションが、大人向けにセンス良くリノベーションされており、照明をはじめ、玄関周りのタイル使い、コの字状の窪みにはベンチが造作されていたりと、細かい箇所に気が配られています。
窓側にある木目調のアクセント面。壁面から天井へ繋がりますが、この壁面にダウンライトが仕込まれています。
照明がインテリアに与える影響は大きく、こんなちょっとした気配りが嬉しいですね。シノワズリパネルの為に作られたようなスペースにぴったりとはまりました!
こちらのお客様は人をご自宅に招く機会も多く、インテリアにも大変拘りがあり、入居前に間取りやアクセントクロス、レイアウトのご相談がありました。結果、リビングに続く5畳ほどのお部屋の壁を取ってリビングを広げ、ダクト照明用のレール位置、アクセントクロスのご提案をさせて頂きました。
その際、地元の工務店さんが工事を担当されたので、L字の腰窓にシェードカーテンを新たに制作する上で必要な寸法から取り付けまでをご協力頂きました。(ありがとうございました)
最近は、遠方のお客様も多い為、私たちが直接伺うことができない方には、お客様や現地工務店さんとコミュニケーションを取りながら、遠隔でオーダー頂くことも可能です。
少し違う角度から。左の一面のみアクセントクロスを貼り、お持ちの家具には少し明るすぎる室内を引き締めております。
好きな生地を大切に使って頂いていること、私たちも大変嬉しく思います。今後、ベンチシートを弊社で制作する予定ですが、お客様のペースでゆっくりとインテリアをつくっていくお手伝いができて幸せだなと感じます。Y様、ありがとうございました!
都会のど真ん中にも関わらず、窓からは木々が見える… 羨ましい環境です。
リネン生地を通して入ってくる光はとても柔らかく心地よさを感じます。
お客様がパリで買ってきたというアンティークのスーツケースと合わせて撮影して頂きました。
本当に写真がお上手!!