トリノ
トリノは17世紀にサヴォア家が栄え多くのバロック建築を残し、産業も栄えていた都市で、町並みがそのまま現存され 通路も狭くて、それが何とも言えない雰囲気を醸し出しているのです。観光客が多くて今日は一体何の日と思うぐらいなのですが、悪い意味での観光地化されたところがないのです。至るところに、大きな広場も狭い通路にもカフェやスイーツのお店があり、みんながまちなみと食事やスイーツ、ジェラート、お酒を楽しんでいます。新しいお店では無くて、古いお店がそのまま栄えて残っているという感じなのです。
19世紀中頃までサヴォア家の宮殿であったところが街の中心にあるので、行ってみたら、ここは一体何なのかわからないぐらい表示がないのです。Muse Reale Trino 書いてあるだけ。でもマティスと印象派の絵画の展示は同じ敷地内でしてたのでわかるようには書いてあったのですが、建物に興味があったので、恐らくこの列だろうとみんなが並んでるから並んでみたらゆうに1時間ぐらい待ちました。さすがイタリア、チケット売り場は一人、パンフレットもなにもなし。というわけで中はガラガラ。とてもゆっくり見れました。こうだから古いものが観光ずれしてなくいい感じなのです。
それにしてもこの絢爛豪華さ。行けども行けどもこんな部屋が続くのです。不思議なことに廊下がない。部屋から部屋へと続きます。プライバシーはどうなっているのと思います。