こんにちは！デザイン担当のリサです。今週末は雨が降ると思っていたら、湿気はすごいですが雨は降ってない模様です。本当に暑い毎日が続き、このままだと夏は一体どうなるのだろうか… と不安になります（毎年同じことを言ってますが 笑）

今日インスタのDMにてレースカーテンのスタイリングについてお問い合わせがありました。レールに関しても質問があったので、今日は「暑い夏を涼しく過ごすレースカーテンのスタイリング」というテーマでブログを書くことにしました！

そして、先日のインスタライブにもご出演頂いた写真家・梶敬子さんの新しいフォトスタジオより。
梶さんの場合は、撮影に適しているか否かという観点でも生地をセレクトされます。大きなワンルームの間仕切りとして、そして人物画や物撮りの背景として何となく映り込むドレープ感のある生地としてのレースカーテン。

この写真は勿論素人撮影ですが（笑）それでもとっても美しい写真が撮れる！もちろん背景にある小道具としての家具がまた素敵なのは間違いありません。

このレースカーテンがどのようにして取り付けられているかを見てみましょう。写真では分かりにくいですが、大型の突っ張り棒を準備して頂き、そこにレースカーテンを一定間隔で結んで取り付けています。左上から同じ生地で長いリボンを作り、生地をたくし上げて結ぶことにより美しいドレープ感が出てくるんです。

このスタイリングは、丈は少し長めで床に付けるといい感じでドレープ感が出てきます。レースカーテンだからこそ出せるこの軽快感。ちなみにこちらはリネンライクな生地感が人気のタイのPasaya（パサヤ）のレース生地。

続きましてO様邸から。取り付けるレール（というかフック）もデザインの一部となるレースカーテンです。O様邸のリビングルームより。マンションの窓のカーテンレールでいつもネックになるのが「梁」。天井から30cm程の梁が出ており、その下にカーテンレールが付いていることが殆どです。
そのレールを無視しご覧の通り梁の上からカーテンを吊っています（笑）。梁上からカーテンを取り付けることで天井が高く見え、開放的な空間づくりが可能になります。

フックは特殊なタイプを壁付しておりますので、賃貸住宅の方は難しいのですが、持ち家の方は是非トライしてみて下さいね！

先ほどのレースとは違い、こちらはふわっとしたボリュームが出る人気のレース生地です。オランダのKOBE（コウベ）の生地。よく聞かれますが、私たちの拠点の「神戸」とは関係ありません（笑）
ナチュラル感の中にラメ感がある不思議な素材感。私たちも大好きで当店では定番となりつつあります。

続きまして、上の写真と同じ生地を使ったスタイリング事例。マンションのリビングにある腰窓です。レールはマンションに元々付いているスタンダードなタイプ。一つ山仕上げと言い、カーテンレールのフックに引っ掛けていきます。レールの右上から、同生地でつくった長いリボンでお好きな箇所で結んでいきます。

窓自体が磨りガラスになっているので、レースカーテン自身の機能性は考えず、インテリアの一部として効果を発揮するスタイリングです。このタイプですと、ご自宅に掛かっているカーテンでトライできますね！ご自宅にある紐でも代用できますし、リボンだけでも制作可能ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。

最後はこちらの施工例です。マンションの腰窓でよく見ると手前のレースの後ろにカーテンボックスが見えますでしょうか？

お隣との視線を遮る為に、奥にあるカーテンレールにはフラットなレースが一枚付いております。手前のレースはヒダ感を出す為にギャザー仕上げにし、カーテンボックスの上にマジックテープで取り付けております。

生地は今回ご紹介した３タイプで一番薄手のボイル生地を使っておりますので、透明感が出ていて美しいですね。通常の仕上げにすると、ボイル生地はいたってスタンダードになりますが、少しの工夫でエレガントなお窓に大変身！

窓を開けると風になびく様が想像できるようなボイル生地のレースカーテン。

こう暑い毎日が続くと、涼感のあるレースカーテンが気になります。今は遮熱レース等も様々なメーカーから出ております！お気軽にご相談して下さいね。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。